大綱が動き始めて後方から水色が来たら、脇に避ける

大綱は動き始めはゆっくりと動いていますが、動き出すと勢いもつき、意外と早い速度で動きます。(引き手も小走りになるくらい)

そして、動く時に引かれている側の綱の最後部はJの字の形に曲げられたワサの部分があります。

このJの字の部分に人が巻き込まれると大けがをする危険性がある為、ワサの前にはワサ払いと呼ばれる係が配置されいて、水色のハチマキ・水色の旗を持ち、笛を吹きながらワサの前の空間を空けるために人を脇に払っていきます。

ワサをダン木に掛け外してしまうと「負け」になってしまう為、ワサ係は確実にワサをダン木に掛けるために必死ですので、手荒くのどかされてしまうこともあるかもしれませんが、安全のため、勝負のためですので、綱が動き出して後方から笛の音と共に水色が来たら、歩道側に避ける、歩道に上がるなどして空間を空けるようご協力をお願いします。


川内の大綱引は、両端にワサと呼ばれる輪があり、綱を引かれた方はワサを中央のダン木と呼ばれる木に掛けて、それ以上引かれないようにしてから、そこから引き返そうとしていく綱引です。

ワサは、ダン木に掛けやすくするために、アルファベットのJの地のような形に曲げて、運びます。その際に上の写真の赤の斜線の部分に入ると動いてくる綱に足を払われたり、綱に巻き込まれたりしてたいへん危険です。

ワサを確実に掛けるために、そして、曲がった形で動いてくる綱に足を払われて転んだり、巻き込まれたりしてけがをしないようにするために、ワサ払いがワサの前方やダン木の周辺の人間を払っていきます。

ワサ払い・ワサ係は、水色のハチマキを締めていて、水色の旗を持っていたり、水色のTシャツを着たりしています。綱の進行方向に合わせて、引かれている側のワサの方から、旗を振り、大きな声を出し、笛を吹きながら、ワサの進行方向の前方、ダン木の周辺の払いに来ます。

安全の為にも、ワサを確実に掛けられるようにするためにも、水色が来たら、綱の近くから歩道側に避けるようにしてください。

ダン木にかかった状態のワサ
ダン木にかかった状態のワサ